車両狂想曲第2番「DF50」【第1楽章】プロローグ

狂想曲第2番は、DF50でございます。

現在仕掛かりもあるのですが、触れないとなるといきおい設計となります。
機関車ですから、1両単位で仕上げられる手軽さもありつつ、仕上げ中のモノは動力バラしたり随分手間がかかりますので、どうにもとっかかりが悪い。
4タイプ設計したものの、バリエーションに手を付ける気がしません。
そこで、キハ58で培ったポン付けを振り返り、ウエイトを考えればそこそこ牽引力も出そうなので、あちこち不満のある箇所を見直して再設計です。
まずは、ボディとの収まりから。
こんな感じでロクハンショーティの動力シャーシを入れることにしました。
台車の位置の関係で、動力側の出っ張りを取らないと収まりが悪いため、ここだけは動力シャーシから取り去る必要があります。
まあ、ニッパーやカッターナイフで簡単に取れますので、必要最低限ですね。
あと、長さの関係で、動力ユニットは1つしか収まりません。
動力台車が後ろにあると、車のFRの原理で牽引力を活かせそうなので、第1エンド側を前にして運転することを前提にします。
キハ58を走らせてみて分かったのは、編成中ほどだと、片軸動力でも向きにに影響を受けにくい傾向があったことです。
機関車だとシビアに出るため、我慢てとこでしょうか。
今回のポン付けに際し、悩んだのは台車です。
気動車用の台車のまま走らせるのも、下回りなので目立たない気もしますが、ここはチャレンジで、台車にキセを被せます。

手元にある新幹線用の物を測ってみたら、幅は今のものと変わらない範囲で収まります。
嵌り具合は心配ですが、やってみて考えます。
次に見直したボディです。

あまり変わらないようですが、大きなところでは、サイドのルーバー部分を別部品にしました。

ここは何と言っても塗装が大変だったからです。
どれだけ根性出しても必ず吹き込みますし、シルバー、黒と、塗装の手順が2つ増えますので、塗り終わるまで期間がかかりすぎますからね。
ちなみに遊びは、0.075ミリずつです。
DMM makeさんのガイドラインによると、誤差は1000分の1〜2程度なので、はめ込みの事を考えて、上下で0.15ミリの遊びです。
あとは目立つところで手摺の形や、ヘッドライト下のフック、尾灯、スカートの栓受けの貫通、スカート一体としたことによる連結器レバーの延長をしました。
目立たない部分では、ライト穴の貫通と、ボディの厚みが目立っていたので、窓周りにテーパーを付けました。
窓ガラスはめ込みを今回考慮に入れ、型から窓ガラス部品が外れやすいように斜めにする事も考えてのうえです。
Zゲージでは厚みも目立たないので、透明プラ板を当てることを考えていたのですが、透明レジンを入れると、何も入っていないように見えたのと、斜め上から眺めることが多いので、どうしても厚みが目立ちますので、オハ12の設計を踏まえて適用しました。
て、オハ12ではこんな説明してませんでしたね。
次にサイドの別部品です。

うーん、こうなるとルーバーの粗さが気になります。

今回組み付けてみて考えましょうか。
これは山陰タイプなのですが、ドアのタブレット受けは省略しました。
次は別タイプてことで、日豊本線仕様を見てみます。

前面のヘッドマーク受けを付けました。

ヘッドライト下の部分は、お好みで削れるようにとりあえず付けてます。
気になるスカートの切り欠きですが、ここはすんごく悩みました。
カプラー改善計画であれこれ設計したものを付けては外ししたのですが、どーしても台車マウントしか方法がありません。
せめて第1エンド側でもと思ったのですが、せっかくの重連総括制御を活かさない手はない(非力故の重連も想定w)ので、今回は断念です。
模型は走ってナンボですからね。
と、ごちゃごちゃ書きましたが、試作発注です。

ルーバーの一番左側、なんだか抜けてませんね。

実はタブレット受け入れてみました。
折れまくって悲惨になるかもしれませんが、そうなったら埋めるだけですので、0.2ミリ幅で設計です。
綺麗にできても目立たない可能性の方が大きいのですがw
こんな感じで、届くのを待ちますか。
DMM makeさん、よろしくたのんます。

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