車両狂想曲第1番「キハ58系」【第3楽章】キハ28と涼しき風

キハ58とくればキハ28。
冷房化されていないクルマはすらりとスッキリで、キハ58が男なら、こいつは女の子。
他の系列の気動車と二人連れで野原を走る姿がサマになる、大好きな車両です。
今回設計したのは、この3態。

キハ58と同じ時期のタイプで、並びも左から初期型、300番代くらいと平窓の後期のグループです。

なんといっても初期型が好きで、信号炎管も取りたいくらいの慎ましい姿。
初期型の特徴は、まあキハ58と同じ運転席窓下のバランサー蓋無し、ドア明かり窓無しに加えて、腰の給水口が前寄りになっていること。
給水口は次のグループまで続きますが、1つ、端の方に目立たないように付いているのが、非常によろしい。

下回りもラジエターを除いて、横向きの燃料タンクや水タンクも目立たないように佇んでます。

これだけ清楚だと、CSカプラー用ポケットが目立って仕方ありませんな。
いや、でも好きやわぁ。
ローカル線似合いそうといいつつも、複線用のスノープラウを付けてやりたい気持ちになります。
て、どんだけキハ28好きなん>私w
てことで、見た目の涼しさと相反して、乗ってて涼しいグループいきましょか。
まずはキハ58です。
こちらは4態。

むほっ、猛々しいw

さすがキハ58て感じがします。
右から、初期型、401〜、665〜、794〜をイメージしたモデルです。
通路側ベンチレーター付きが2態あります。
どちらも長〜い水タンク付きのタイプですが、違いはズバリトイレ窓です。

最後の平窓タイプは横長のトイレ窓になるので、作ってみたくて設計しました。

まあ、少数派ではありますが、両数的には結構いたりします。
横長窓をあえて持ってきたのは、ハイ、こいつが似合いそうだったから。

汚物処理装置。

舌噛みそうですが、いわゆるトイレタンクですな。
それまでの大地に還元するやつではなく、溜めとくやつです。
メカニカルなこいつには、特急気動車のようなモダンな横窓タイプが合うかと勝手に思っているだけなんすけど。
通路側ベンチレーター付きの角窓も捨てがたく、設計してますが、トイレタンクのボリュームが足んないかな?
横から見ると良いんですが、上から見ると薄さのせいでしょぼく見えます。
カプラーポケットが付いたら、後ろまで伸ばしてもいいかもです。
この寸法採りは、台車マウントのカプラーを想定しています。
グレーに塗るから、目立ってくれるかも…やっぱり目立たないかも…。
造形してからのお楽しみですね。

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