祝・令和

なんとなく凡々と過ごした平成も終わり、令和の世となりました。

身の回りは変わらないかもだけど、もっと大きなものが変わっていく期待で、胸が膨らみます。
して、私はどうかといいますと、令和に向けお仕事は日々ハードさを増し、新たな出会い(浮いた話ではナイ)も多く、ここは放置が続いておりますハイ。
モデルに触ることもままならず、試作は野積みなのですが、少ない時間にやるとなると、いきおい設計となる訳です。
なんだか言い訳タイムですが、実はカラープリントの設計にトライしている最中なのでございます。
というのも、何気なく新しい下回りやら後期のキハ58なんかを設計している折に見つけた、日本発のフルカラープリンタ、しかも透明インクが使え、仕上がりも詳細という素晴らしいコイツに、是非Zゲージで活躍して欲しい思いの高まりに突き動かされたのが発端です。
調べると、dmm make のフルカラープラスチックでこのプリンタが使用できるとのことで、果敢にチャレンジを続けているのでございます。
なんだか文面が変ですが、ぶっちゃけコイツがなかなか一筋縄ではいかない。
もー、ね、他のサービス探そうかと思うくらいに上手くいかない。
とにかくデータが悲しいくらいに言うこと聞かなくて、ネットに情報も少なく、プリンタのメーカーに問い合わせしてもうまくいかず、データ形式もあれこれ変え、3D cadも探しまくったり買ったりし、やっと、やっと令和になった途端に解決した訳です。
思い通りにアップできたのは、令和元年0時3分に作成したデータでした。
もうこれは、新時代に感謝するしかない、のっけから強烈に
 令和推し
の心境なのでございます。
記念すべきデータはこれです。

キハ65ですな。

それまでは、DF50であれこれ試していたのですが、塗り分けが単純なキハで試し、なんとかうまくいきました。
なんでカラーに挑むかというと、やはりZゲージで模型するとなると、塗装が難関になる訳です。
マスキングも、しばらくしたくなくなったりする訳で、特に特急のヒゲ。
あと、色付きだけならまだしも、窓ガラスが次なる難関です。
客室はまだしも、前面はレジンやったり透明プラスチックの造形やったりと、アイデア絞る訳です。
しかし、カラープリントで色も付いてガラスも造形できれば、サッシとかプリントには難しい細い部分もガラスが支えになり、かなりスッキリしますし、設計上の悩みも解消します。

ダメ元でやるしかないですよね。

透明部分はプリントされてみないと具合は分かりませんが、塗り分けが無くなるだけでもモチベーションは随分上がります。
ちなみに手順がほぼ固まってきたので、DF50もアップです。

これはこれなりに、プリンタの限界を超えないように設計を見直しています。

設計が通っても、あちこちマズいとこがあってなかなか製作にかかってもらえませんが、オーダーは通りますのでもう一息頑張ります。
しかし、こんなんがそのまま出来上がると、勿論感動ものですが、メーカーは大変でしょうね。
今回は試してませんが、レタリングも入れられないことはないので、私のような稚拙なものではなく、本格的にガレージメーカーが増えるかも。
もう一つ、動力が課題になりそうですが、こちらはショーティの動力を極力いじらずにビルトオンできるような試作も進めています。
令和元年、新たなZゲージ製作技法元年として、志新たに頑張ることを抱負としたいと思います。

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