ナイロンモデルのペーパーがけ【しょの2】

プラサフが乾いたところで、色を乗せてみました。
まずはペーパーがけです。
今回は600番のみです。
下地が見えるくらいまでかけていきます。

見かけはなんだか分かりませんが、触るとツルツルです。

ことあと、中性洗剤を少し入れた水で洗い、よくすすいで乾燥させます。
そして色入れですが、あと2缶あるディーゼル急行用のクリームを吹き付けました。
買いすぎの理由は、ナゾです。
まずは、TUNE D3。
途中でやめた感アリアリなので、それなりの仕上がり。

磨けたところは綺麗な面になっていますが、荒いです。

窓縁のカエリのバリが取れるまで磨けてません。
続いて神ヤス。
あちこちにフィットするので、窓縁のカエリなんかも綺麗に落ちています。
使う場所によっては、造形が甘くなるかも。
ただ、それを見越してオーバー気味に造形するのもアリです。
お次は、タミヤ空研ぎです。
これくらいであれば、なんとか我慢できるでしょう。
まあ、最低限ですが。
このモデルは160番→240番ですので、空研ぎだけで仕上げるなら、320番か400番をあと一回かけるくらいでいけるかもです。
続いて、タミヤ水研ぎです。
これもいけそうです。

仕上がり部分が分かりにくい分、ムラが出やすいのですが、仕上がりからいくと空研ぎよりもいい感じです。

前面部も、水研ぎでペーパーがしなり、うまくいってるようです。
塗装の乗り具合は、ピラサフの後に指で触ってツルツルになるように磨いていますので、どれも悪い感じではありません。
基本的に、ソコソコ磨いてサーフェサーを吹き、最後に水研ぎで細かいペーパーで仕上げる。
普通に手間をかければ綺麗に仕上げることが出来ることが分かりました。
今回目的の、高価なものでなくてもいい仕上がりができるかどうかについての結論です。
 ・ナイロンモデルの仕上げは、タミヤのフィニンシングペーパーなど、品質の良いペーパーを使用すれば、毛羽立ちも特になく、いける。
・ただし、ナイロン素材は固く、それなりに時間がかかるので、仕上がり具合をチェックしながら気長に磨く。
・前面など複雑な形状の場合は、スポンジがベースの神ヤスなど、ひと工夫すれば難しい作業ではない。
・最初は120〜160番でザッと磨き、320〜400番で細かいところを仕上げるが、水研ぎでも空研ぎでも好きな方法で大丈夫。
・プラサフを吹いて、滑らかに仕上げる。
こんなところですか。
さて、番外編として、タミヤのPPプライマーについての作業報告です。
タミヤ160番空研ぎ→タミヤ320番水研ぎから、プライマーを吹いた状態で塗装してみたものです。

裾の磨きが足りませんでしたが、面はきちんと仕上がってます。

普通にプラサフを吹いただけでは塗装の足が足らない気がしていたので、直にプライマーだけで仕上げられないかの実験でしたが、結果は良好でした。
前面部は神ヤスで磨き、同様にプライマーを吹いただけです。

悪くない仕上がりと思います。

プラサフは細かなキズも目立たなくしてくれる反面、小さなディテールを潰してしまうので、好みになるとは思いますが、プラサフ後の水研ぎを省くことができるので、これもアリです。
プライマーを吹く前に、600〜1000番くらいで、磨きの仕上げを水研ぎしておけば、もっと良くなると思えました。
以上により、好みもありますが、しっかり磨けばナイロン素材は思いについてきてくれそうなのが分かりました。
これらを踏まえて、キハ181系を仕上げていく予定です。

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