車両狂想曲第1番「キハ58系」【第10楽章】試作届く 2小節目
ズラリと並べてみました。
上から、キハ28、キハ56、キハ58、キロ28後期です。
これは造形の底にあたる部分で、平面の一部を除いてサポート材が付く方です。
並びは先ほどの写真と同じです。
この下回りのうち、キハ58とキハ28は、3Dcadを使い始めたばかりの頃で、ひたすら精密感を出すために、アクリル造形ギリギリまで詰めて寸法を出したものです。
その後のモデルは、ナイロンやらなんやら造形の限界が甘いものでもいける設計としたので、省略も少なく、なんだか新鮮な気持ちで眺めてしまいました。
このあとプラサフがけをしていきますが、その時にはもっと他の形で目に入ってきます。
感動とまではいきませんが、
あー、模型やってて良かったかも
と思える部分が現れてくるのです。
やめられない趣味になるわけです。
さて、こんなこと書いてても仕方ないので、他の部分いきます。
やっぱりプラサフ吹かないと訳が分からないですねー(遠い目)。
フラットな感じとか、実物を見る限り表現は悪くないと思うのですけどねえ。
スカート裏のエアータンクは、カプラーポケット側に表現しています。
手前側2個が、CSカプラーポケット用、向こう側の2個は、カトーカプラーポケット用で、スカート付きの車両で、
やっぱりウチはアーノルドが好きなんや(はあと)
という方々や、プラッツの車と連結するのが好きだったりする方々へと。
プラッツの車も買いましたが、連結するためにガバっと外さないといけないんですね。
やっぱしカプラーの高さ大切やわ。
で、台車もみてみましょう。
台車マウントすると床下が色々と面倒なことにもなるのですが、試作の点で逃す訳にはいきません。
なにせ、台車マウントの方が、やはり走りはいいですからね。
小カーブとかS字カーブとか渡り線とか。
ボディマウントの走り具合で、どちらか決めたいと思っています。
こちらも台車マウントを入れてますが、もしボディマウントが駄目でも、こいつは生き残れるように、なんて下心もあったりして。
これで走りが良ければ、キハ181の公開にも弾みがつきます。
あいつはラジエターが難物ですので、屋根と一体化した方が作りやすいかも、と暇な時に考えてしまいますが、今はコイツらに心血注ぎます。
でないと、このままキハ58作り続けるかもしれませんからねえw
出来上がった物を見ると
頑丈になり過ぎましたw
もう少し台座が薄くても、強度的にはいけそうです。
見直しでしょうか。
ガラスで前面の印象も決まってしまうので、今回はネイル用のレジンで頑張ってみます。
以上、送られてきた物を紹介しましたが、最初のキハ58の造形と比べてみると
・全体的に毛羽立ちや変な模様が激減してる
・
設計はほとんど変えていないのに歪みがほぼない
設計はほとんど変えていないのに歪みがほぼない
・サポート材のあたる部分のキメが細かい
・素材がしなやかで比較的強くなってる
と、仕上がりが格段に良いです。
そもそもアクリル造形はお高く、表面も荒れ放題だったので、光造形やらに手を出したのですが、これなら金額に見合います。
これは、DF50を造形した時にも感じたのですが、数年経っているので、良いものに落ち着いてきたのでしょうね。
ここで書いても仕方ないかもですが、ミマキのカラープリンタも是非頑張って欲しいものです。
数年は待てませんがw
いよいよ次回からはモノをいじくるフェーズです。
やっと「模型の時間がきた」てな感じです。
お仕事もプライベートも忙しいのですが、楽しい時間に浸っていきたいと思います。