動力シャーシポン付け劇場【第8幕】地道な積み上げ

ポン付けもいよいよ佳境に入って参りましたが、走らせることは概ねイケて来たので、組み込むボディの再設計に入りました。
カプラー改善計画と一緒に造形するためです。
走りは良いがどうもボディと合わなかった試作キハ58後期。
ナイロンのザラザラボディで再度見てみます。

1ミリは下がってますが、これは動力ユニットとの出っ張りとボディの凹みが合ってないのが原因でした。

実は動力ユニットのこの部分、0.3ミリしか出っ張りがなく、逃げを作っておかないとボディが膨らんでしまいます。
ボディとの遊びを0.1ミリ以上とっているため引っかかりも0.2ミリくらいしかなく、心許ないので、固定方向を含めて再設計です。
動力ユニットの上下方向を止める部分は、他にも大きく切り欠いた部分が使えそうなのですが、ここは窓に重なる場合もあるので断念。
再設計は、動力ユニットの位置決めが中心になります。
まずは、上下方向の決めの部分です。

こんな感じで、ボディ側に固定の出っ張りを追加します。

出っ張りの両端には、ガイドを兼ねて前後位置決めをするような出っ張りを追加しました。

これで根本的な浮きは解決すると思います。

ボディに付くと、このような感じです。

これは確実でいいのですが、欠点が。

出っ張りが窓から少し見えますw

あーあ。

しかし、動力ユニットを取り付けると、こんな出っ張りは問題にならないような。

目立たないように動力ユニットと同じ色でも塗りましょうか。

まあ、集電部分の床が付くので、こちら側は基本的に不要な部分と言えなくもないので、気になったら出っ張りを削ってもいいと思います。
妻板側は押さえがないので、反対側は削っちゃイケマセン。
で、あとは動力ユニットの出っ張り対策です。

出っ張りとボディ側のガイド切り欠きのために、抜く部分を作りました。

お弁当箱のような部分ですね。
これは造形せずに、設計時にボディから抜く部分になります。
無駄に大きいのは、トレーラーの床止め用の出っ張りを取るためです。
こうしておくことで、動力車を意識せずに設計し、気に入ったボディを動力車にすることができます。
さて、次は動力車にする車両を選び、今日設計した部分を追加し、試作用の図面に取りかかります。

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