光造形変形対策(8)お湯で修正できましたん

変形したモデルをお湯で修正してみます。

ターゲットはこちら。

ナハ11です。

変形というより、膨れる、の方があってるか。

まずは適当なタッパーなんかにお湯を溜め、モデルを沈め、温めます。

温度はお風呂のぬるま湯位。

ダメ元なのに、ビビりなワタクシw
この後触ってみましたが、ビクともしません。
熱めのお湯を出しながら、触っていくと、ちょうど熱めのお湯くらいで少し柔らかくなってきたので、お湯を出しつつ揉み押すように膨らみを縮めていきます。

写真は撮影の都合上、片手ですが、両手を動員して修正していくと、形を変えることができました。

強めに修正する感じで、形が整ったようなら、流水で冷やします。

この時も両手がいいですね。

中まで固まってる訳ではないので、しばらく冷やします。
修正結果は…

なんかいい感じです。

クハネ583も

なんとか使えそうですね。

ひとまず、熱めのお風呂って感じで、根気よく変形するまで修正していき、流水でしっかり冷やしましょう。
強めに修正するといいようです。
さて、なんとかお湯で修正できましたが、問題は模型に使えるか、てとこです。
熱めのお湯くらいの温度で変形するってことは、動力車に使えない可能性が高いです。
走らせる度に膨れていくのは、あまり想像したくないですね。
客車や貨車には使えるかも知れません。
ただ、台車は熱を持ちやすいので、下回りには向かない気もします。
ひとまず光造形の変形対策はここまでです。
紫外線の影響によるものであれば、明日水分が落ちたところでプラサフを吹き、ヤスリで修正します。
光造形は、材質が柔らかめでもありますし、硬めの材質で造形されるようになればやるかも知れません。
造形がシャープなだけに、実に惜しいです。
DMMさん、硬めの材質での造形サービスの検討、よろしくお願いします。

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