車両狂想曲第1番「キハ58系」【第35楽章】キハ65竣工。そして2つのキハ58

キハ65とキハ52の下回りを使用したキハ58がひとまず完成しましたので、あわせてポン付けとキハ52の協調運転についてのレビュウをご紹介。

キハ65組立て終了

これまで造形はしていたものの仕上げを後回しにしていたキハ65ですが、これまで色なしでカプラーのレビュウ待ちとしていました。窓の仕上げをあれこれ考えていたのもあるのですが、組立てと共にカプラーもレビュウを行い、問題なく走ることが確認できたので、ここでひとまず完成です。

ぱっと見で窓の仕上げ以外変わったところは特になく、窓ガラス挑戦倶楽部でも上回りは紹介していますので、さくりと見ていきます。

窓ガラスですが、横から見る分では窓よりも折戸の方が目立ち、窓を出せても0.1ミリ程度のため、このままで完了としました。ただし、パノラミック窓は組付けにコツが必要なので、分割方法を見直し、組立てやすくしてから公開の予定です。

別の角度から見ていきます。

下回りはプラサフを吹いただけで塗装に移ったのですが、窓やボディ塗装の手間はいったいなんなんだと言わんばかりのいい感じです。ラジエターや冷房用発電機に切り欠きが入っているのは、軽量化ではなく反り対策です。

カプラー周りですが、キハ65もロクハンショーティをバラシて台車などを組み立てるので、カプラーポケットも流用しています。走行テストで紹介しますが、カプラーがオリジナルになる以外は、当然ながら問題なく動作します。

キハ58後期型も同様に製品と同じ高さに揃えたいのですが、どうしてもスカートの処理が難しく、やむなくこの方法です。ただし、組付けは難なく嵌りますので、別のものを作るよりもはるかに簡単です。

カプラーについては、オハ12と一緒に検証しましたので、別に紹介します。

走行テスト

さて、動画といきたいのですが大した動画ともならず、ここはレイアウトが欲しいところです、って、年中言ってますがw

今回は、これまで組あがったキハ58勢ぞろいで行いました。

どうせならと、キハ52下回りの分と2両で走らせ、その後前作のキハ58と編成して走らせてみました。短い編成や先頭では問題なかったので、編成の中間にも連結し、IMTカプラー、アーノルドカプラー、両方を使用してテスト走行しましたが、カーブもスムーズに曲がってくれました。

ただし、ロクハンのカプラーポケットは、カプラーがあらぬ方向を向いていることがあり、脱線の原因になりますので、連結の際にはカプラーが軽く動くことを確認してから連結する必要があります。最初に何も考えずに繋げて走らせたところカーブで脱線し、イヤな汗をかいたのは秘密です。

さて、キハ65は問題なかったので、ここでキハ52の下回りを使用したものを混ぜて6両編成としゃれこみましたが、なんと脱線の嵐。原因はキハ52の下回りとショーティ用動力シャーシの速度の違いです。

キハ52の方が走り出しが遅く、スピードも少し遅いのが原因でした。ショーティ用動力シャーシの方が先に走り出してしまうため、ごちゃごちゃに脱線しました。

名誉のために書いておきますが、キハ52の下回りは、ショーティ用動力シャーシよりも少し音が大きいですが、走り具合は問題なく、ポン付けと組み替えたところ、残りの4両を元気に引っ張って回りました。まだ余裕がありそうなので、普通に編成する分には問題ないと思いました。

キハ52の下回りを使うキハ58の場合は、1編成で楽しむことを前提に楽しんだ方が良さそうですね。では、ポン付け同士はどうかといえば、全然問題ありませんでした。

少し悩ましい結果になりましたが、キハ58とキハ52や製品と編成を組むのであればキハ52の下回りを、キハ58を長編成で楽しむのなら、ポン付けを選んでいくのがよいようです。この辺りは、Nゲージのように各社でそれぞれ製品が出ている場合と悩みは同じなのでしょうが、ショーティ用動力シャーシはお安いし、メーカーとしても仕方ないのでしょうね。

ちなみに、現在開発しているキハ181やキハ82、電車なんかもしばらくはショーティ用動力シャーシを使う予定でいますので、今後も少し悩ましくなっていくかも知れません。でも、キハ52の下回りを使用する方が、はるかに工作が楽なので、私もとっても悩ましく思っています。

試してませんが、キハ52の下回りには照明が付けられるようになっていたように思います。こんなところもまた悩みのツボになりそうですね。

最後になりますが、揃って記念写真です。

久々の500円ショット

こうして見てみると、まだまだ荒いとはいえ塗装の腕も少しは上達したようです。少なくとも下地処理はこなれてきたように感じます、いや、少しですが。

 この写真位大きければ…いや、それZゲージじゃないしw

と最後に空振りなボケでしたが、お次がよろしいようで。

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