窓ガラス挑戦倶楽部【6枚目】懲りずにアクリル磨き

キハ58用とDF50用に作成したアクリル造形の窓ガラスを磨きました。前回では、ボディと同様に下地仕上げを行いましたが、今回は方法を変え、窓ガラス用の仕上げとして磨いてみました。

前回の反省

アクリル造形の窓ガラスですが、以前挑戦して惨敗!悲惨な様は前々回の記事(窓ガラス挑戦倶楽部【4枚目】クリア吹いてみた)をご覧いただくとして、より美しく仕上げるための手順と想定を整理してみました。

  • ラッカー系薄め液は使用しない方が良さそう
  • 超音波洗浄機ではワックス分が除去しきれない
  • ペーパーがけは最小限にしておく
  • 白い曇りはワックス分の残りの可能性がある

以上ですが、一つ一つの考察は以下のとおりです。

ラッカー系薄め液について

以前失敗のとおりで、確かにワックス分はかなり落とすことができましたが、表面は白濁してしまい、事後の良いリカバリーが思いつきません。再度磨いていくなど、いい方法があるかも知れませんが、もともと磨いているので手順がかかりすぎ、萎え萎えの気分。

ワックス分を除去する他の方法を考えた方が得策か。ちなみに、リモネン等のケミカル系を使用した際の白濁は避けられないようで、今後良い方法があれば再度チャレンジしてみる。

超音波洗浄機とワックス分除去

ワックス分除去については、これまでよくある超音波洗浄機を使用した作業を行ってきましたが、こと窓ガラスについては面が大きいせいなのか付着が多く、ペーパーがけもうまくいっていない模様。結構磨いているのでワックス分も削っていると考えていたが、やはり残っているんじゃないか。

ワックス分は柔らかさから押せば伸びていくので、しっかり除去する方法を考える必要がありそう。ボディ塗装でも、ワックスの残り部分は剥がれ等の原因になっている模様。

基本造形は積層なので、超音波でどこかに積層の剥離が生じ、曇りの原因になっているかも知れないので、他の方法を考えてみる。

ペーパーがけを最小限に

小さなパーツはペーパーがけの手ごたえが微妙で、面が出ない割に角が落ちてしまい、運転席周りは、我慢できなくはないが少し悲しい結果に。ワックス分の残りと関係があるのかも知れないが、最小限にする工夫が必要か。

小さなパーツを効率よくペーパーがけする方法を編み出すか、ペーパーがけ以外の方法を考えてみる。

白い曇りの原因

磨いても薬品でも消えてくれなかった白い曇り。これも写真を追っているとワックス分のような気がしてきた(感覚的に)ので、徹底的に除去できる方法を考えてみる。

今回の挑戦内容

前置きが長くなりましたが、以上のことを踏まえ、次の手順で攻めていきます。

  • ワックス分1次除去としてお湯で洗浄
  • ワックス分2次除去としてコンパウンドで物理的除去
  • 捨てサフと同様にここでクリアを吹き付け
  • ペーパーがけ
  • 再度クリア吹き付け

うまくいけばいいですね、てか、少し手順が多いかも。とにかくやってみましょうか。

1次除去:お湯

ワックス分は60度程度で溶解するようなので、浸けていきます。あまり温度が高いと熱で変形する可能性がありますので、百均の料理用温度計で60度のお湯を作り、浸しました。

数分放置し、引き上げました。様子を見てみます。

とりあえず、かなり取れているようです。もう少し温度が高いと効果抜群なんでしょうかね。

大きな方は取れ切ってない様子もありますので、お湯の温度が下がってしまったのかもしれません。試しに指でこすっても面の違いが出ないようなので、まずは良しとします。

2次除去:コンパウンドがけ

定番のタミヤコンパウンド粗目で作業します。磨き落としたワックス分を分離するため、中性洗剤を混ぜることを考えましたが、コンパウンドには界面活性剤が含まれていましたので、そのまま使用することにしました。

磨くためのツールは、電動歯ブラシを使用しましたが、普通の歯ブラシ手動でも構わないと思います。歯ブラシを使用したのは、キロ28の窓ガラスに縦向きの桟があるためで、細かいところを磨くことを考えてのことです。

早速磨きます。

少し時間をかけて磨いていきました。水分が乗っているところはかなり透明度を感じることができます。

時々水分を拭きながら、面のテカリ具合を見ると、「ここはまだかな」といった感じが分かります。水のはじき具合でも、水がしっかり乗ってくるところは大丈夫なようですので、目安にしました。

磨き終わったら、中性洗剤で水洗いし、乾燥します。

クリア吹き付け1回目

乾燥後の状態を見ておきます。

粗目のコンパウンドは結構研磨力がありますので、乾燥するとスリガラスのようになります。今見るとDF50用は、点状にワックス残ってるのかもです。

キロ用の大きな窓は、少し縞模様が見えますが、これはもともとの積層痕になります。このあとクリアで目立たなくなってくれると思いますが、これが消えるくらいまで磨いた方がいいのかも知れません。

クリアを吹き付けた状態です。

とりあえず、透明度は良いようです。運転席周りは問題なく使用できそうです。

しかし、面を見てみると、縞模様も少し見えます。ゆず肌っぽい感じもしますので、乾燥を待って磨いていくことにします。

ペーパーがけ

クリア塗装の乾燥を見越して、三日後の作業です。今回は神ヤス4000番で水研ぎしました。

窓の縦桟がありますので、ペーパーを刻んで磨いていきます。面に当てて軽く動かす感じで、手触りが「すべっ」となればオッケーです。

縦桟の部分は磨き残しが出がちなので、ペーパーの角の部分を使って磨いていきます。

1枚目の磨き具合では、光っているところがまだ磨いていない部分になります。窓桟の右側を磨いているところで、窓桟左側の光っている部分は磨かれていない個所になります。

磨き終わったら、中性洗剤でコンパウンドを落とし、乾燥です。

クリア吹き付け2回目

乾燥したところで、2度目のクリア吹き付けです。ここでうまく平滑になってくれれば言うことなしなのですが、そうは問屋が卸しませんw

缶スプレーの宿命か、はたまた私のウデ不足か。原因はともあれ、ゆず肌になってしまいました。

1枚目の写真も、上側のガラスは向こうがボケています。手順見直しの甲斐あって、妙な曇りは発生しませんでしたが、このまま使うには、ちと厳しい気がします。

吹き付け回数は2回です。これ以上塗っても仕方ないので、再度の乾燥を待ち、コンパウンドを使って表面を磨くことにします。

コンパウンド掛けは1週間ほど置いた方が良いようなので、しばらくお預けになりますかね。窓が仕上がってから縦桟のシルバーを乗せる予定ですので、ちょっと時間かかりすぎのような。

まあ、ボディも仕上げがありますし、忍の一字ですな。ここまでやって仕上がりが悪いようなら、他の手立ても考えますか。

挑戦の道は、まだまだ長い…。

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