車両狂想曲第4番「ED75 700番台」【第10楽章】Shapewaysでウエイト使えそう?

Shapewaysに発注していた補充ウエイト用の造形物が届きました。キハ58を仕上げ中ですので、届いた内容についてざっとレビュウをします。

発注から届くまで

ED75の補充対策を検討した以前の記事(車両狂想曲第4番「ED75 700番台」【第9楽章】集電&ウエイト補充対策)の中でざっと設計し、3Dプリント用データを送信してブロンズ(青銅)とブラス(真鍮)の造形を発注してから届くまでほぼ3週間ほどかかりました。ブロンズは1週間程度で梱包まで進んでいた一方、ブラスの進捗がしばらく足踏みで心配していましたが、2週間を超えたところで梱包されたようです。

発注内容としては、3Dプリント用のデータからロストワックス用の型を3Dプリンタで作成し、その型を使用してロストワックス方式で造形物を鋳造により作成するサービスの依頼をするものです。このサービスはShapewaysが提供しているもので、ある程度精度が高いものを作成することができます。

オプションとして鏡面磨きとラフ仕上げの2種類があり、今回は外に出る部品ではないので、ラフ仕上げを選択しました。まあ、ウエイトですし。

材質は前述のとおりブロンズとブラスですが、値段は一緒でした。まあ、ラフ仕上げなので納品状況は全然期待していなかったのですが、納品されたものを見て、少しびっくりしました。

いつものビニール袋に包まれていたのは、なんとベルベット調の袋。しかも2パーツでしたので、1パーツずつ袋に入れられていました。

とても丁寧な梱包です。ネットでShapewaysの金属造形での発注を調べたのですが、このような写真は見つけることができませんでした。

 英語で説明されていたのかもと考えると、ちと不甲斐ないですがw

ともあれブツは届いたので、組付けは少し先になりますが、開封チェックを少ししてみます。

ブロンズのパーツ

まずは、ブロンズのパーツからいきます。仕上げもノーマルですし、早く造形も仕上がっていたので、あまり期待していませんでしたが、いい意味で裏切られました。

まあ、上でも書きましたが、手触りの良い袋に入っていたのは、これまた手触りの良い造形されたパーツでした。いやはや参りました。

湯口(溶けた金属を流し込むための通路)が付いて、ザラザラした金属の塊を想像していたのですが、とっても綺麗ですし、素手で持っても危なくない仕上げで、なんだか勿体ねえです。

ブロンズってこんな綺麗なんですね、なんて少し関心しつつ、裏表ひっくり返しても変な感じの造形ではなく、これで設計がマズかったら申し訳ない気持ちになりました。と、見かけはまるで問題なかったので、ここで寸法ではなくて重さ測りました。

寸法測ると絶対組付けたくなるので、まずは第一義の重さです。

お値段以上のメーカーさんオリジナルのキッチン用なので、廉価ゆえ小数点が出ませんが、目論見どおりの8グラムですので、まずは良しとします。良かった、本当に良かったわ。

ブラスのパーツ

ブロンズのパーツと同様に見てみます。

と、少し落ち着きたくなる美しさ。肌もじっと見るとスジはありますが、手触りも良く、こちらもまるで言うことなしです。

こちらも重量チェックします。

こちらも大丈夫でした。まあ、どちらもほとんど銅なので、ブロンズとあまり変わりがないのは分かっていましたが、やっておきませんとね。

てことで、ウエイトとして重さはオッケーでした。

ブロンズとブラスについて

設計が同じで材質の違いだけなので、そう大きな違いはなさそうです。これから組付けないと分からない部分があるかも知れませんが、とりあえず見かけも仕上げも同じようなもので、ネタとして比べてみます。

まあ、こうして見ても色が若干違うくらいで、見かけはほぼ同じようなものですね。若干ブロンズの方が形が甘めでしょうか。

値段が違えば安い方でいいかなとも思いますが、Shapewaysの場合、アップロードするまで大きな値段の違いが分かりませんので、色々作ると変わってくるのかも知れません。今回はブロンズの方が造形が早かったので、何か違いが隠れているかも知れませんけど、ガイドラインを見る限り、精度も同じ説明がされているようです。

今後寸法を当たり、組付けをしていきますので、その中で何か発見があるかも知れません。取り急ぎレビュウしましたが、キハ58の仕上げを急いでいるので、本格的な検証には、もう少し時間がかかりそうです。

ああ、猫の手も借りたいッ!

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