車両狂想曲第1番「キハ58系」【第25楽章】キハ65下回り合体

光造形で届いたキハ65ですが、ショーティ用の台車を使用するキハ58と違い、台車は新製となりますので、組付けと高さ検証を行いました。ボディはボツになる可能性大ですが、下回りはアクリル造形ですので、機能を含めて検証しました。

台車の組み立て

キハ65の台車は、今回ショーティ用トレーラーシャーシから部品を持ってきます。これまでは車輪を別個に買ったり、カプラーも買ったりしていましたが、ヘッドライトや室内灯を「もし」考えてる方がいるかもしれないし、集電板も同時に手に入るので、トレーラーシャーシを使用します。

トレーラーシャーシは980円(税抜き)ですが、車輪だけで380円(税抜き)カプラーは割り戻して260円(税抜き)が一両分から考えると、集電板が340円で手に入り、カプラーポケットも使うとなれば高くないと思うしかないですね。

ということで、早速組付けです。台車から車輪と集電板を取り外しておきます。

なかなか写真では分かりづらいものがありますね。やっぱり動画いるなこりゃ。

車輪の組付けが終わったら、その場に置いて転がしてみます。すんなりどこかに走っていくはずですが、転がらなければ車輪が嵌っていないことがありますので、チェックします。

車輪も集電板も小さいので、見つかりやすい場所で作業した方がいいですね。無くなって困るてのもありますが、特に車輪は踏むと無茶苦茶痛いですし、とがっている部分がありますので、下手したら怪我します。

どこかに転がっていかないように、落ちても止まるように作業場所を鉛筆や工具等で囲っておくといいかも知れません。ちっこいものは大変です。

カプラーポケットの取付

台車が準備できたら、シャーシにカプラーポケットを取り付けます。その前に、ショーティ用の台車から、カプラーポケットを切り取ります。

キハ65はどちらも台車は新製しますので、カプラーポケットを両方使用する必要があります。切り取ったカプラポケットにバリが出ている場合は、綺麗に削っておきます。

さて、次は難関のカプラーポケットのシャーシ組付けです。嵌ると落ちてこないようにしていますので、嵌めるのも少しコツが要りました。

カプラーポケットの両端に飛び出ている三角形の部分が少し難しいですが、引っ掛かりをドライバーで押し込みながら組付けます。2つありますので、もう片方も組付けます。

さて、カプラーですが、この段階ではまだ組み付けません。カプラーの取り付けは、ボディにシャーシを嵌めてからになります。

ボディにシャーシを取り付ける前に、台車を取り付け、クリアランスを見ておきます。台車の取付は、ショーティ用トレーラーシャーシに台車を取り付けていたネジを、そのまま使用します。

ネジは強く締め過ぎないようにします。一旦ネジの回りが引っかかったらそれ以上締めこまず、持ち上げてみて落ちなければオッケーです。

台車を左右に動かしてみましたが、カプラポケットとの干渉は大丈夫のようです。どちらかと言えば床下機器の方が気になりますが、切り欠きをうまくすり抜けてくれましたので、こちらもひと安心です。

台車が付いたので、シャーシをボディに組付けました。

いい感じです。ショーティ用台車をそのまま使用するキハ58と高さを合わせてみても同じ高さでした。

カプラーの取付け

ここでカプラーを取り付け、繋げてみます。まずはアーノルドから。

特に問題なさそうです。取付も純正と同じくらいの感触で嵌りました。

続いてIMTカプラー(ナックル)。

IMTカプラーはリップ側の厚みが厚すぎるので、ヤスリで少し薄くしてから組付けました。難なく入り、ロクハンナックルカプラーとの連結も大丈夫でした。

カプラーの機能はこれから検証ですが、ここまでの検証結果として、カプラーポケットを組付けるのがちょっとコツが要りますので、改良を考えてもいいかも知れません。スカートがあるカプラー周りはキハ58後期にも影響しますので、首振り具合やカーブの状況等をしっかり検証します。

KATOカプラーでは散々でしたから、そろそろカプラーもまとめに入っていきたいものですしね。

さて、なんとか組付けも終わり、これからは走らせてからの検証になります。

最初のキハ58系のリリースには間に合わないと思いますが、レールに乗せて眺めると完成を急ぎたくなります。検証後、公開を前提としたまとめに入られればいいのですが、窓ガラス等課題もあります。

キハ65には結構乗ったので思い出もあり、確実に進めていきたいと思います。

こうしてみると、キハ65は男性的ですね。

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