Baden谷九さん定例会にお邪魔しました

Zゲージ鉄道模型において精力的な活動をされている、あのBaden谷九さん(ホームページ:https://www.baden-tani9.com/)から、光栄にも定例会にお誘いいただきましたので、Zoomによりオンラインで参加し、とても有意義な時間を過ごすことができました。折よくShapewaysに依頼していた3Dプリントの造形物が届きましたので、一足早く皆さんにお披露目させていただきました。

Baden谷九さんとは?

Zゲージのモデラーではご存じな方も多いと思いますが、関西を中心に活動をされているZゲージ愛好会の名称で、鉄道模型専門雑誌RM MODELSの2021年7月号(310号)のRMM運転会レポートにも記事が掲載されています。2010年から毎年、メンバーの方々が持ち寄られたレイアウトの公開運転会を開催されています。

活動内容は多彩で、ストラクチャーや車両を自作されている方もいらっしゃいまして、いずれも素晴らしい作品ばかりです。皆さんレイアウトをお持ちのため、「走らせるモノがないっ!」と現在車両作りに精を出している私には、良い刺激をたくさんいただいています。

以前2018年開催のOsaka Z Dayに参加させていただき、このブログでも記事を載せています(Osaka Z Day 2018 へ【1号車】Osaka Z Day 2018 へ【2号車】Osaka Z Day 2018 へ【3号車】Osaka Z Day 2018 へ【4号車】)が、とにかく時間が過ぎるのもあっという間で、ほぼ最初から最後まで立ち尽くしで会場内を見て回ったほど充実した内容でした。

昨年はコロナ禍でどうなるかと思いきや、オンライン開催をされるという意欲的な展開で、その内容の詳細はRM MODELSの記事をご覧いただいた方がいいと思いますが、皆さん熱い思いで活動されている印象が強い愛好会です。

出させていただいた話題について

定例会の内容は、追ってBaden谷九さんのホームページで公開されることと思いますが、私の方から2点ほど、もしご参考になればと手持ちの話題を出させていただきました。1点目は、Zゲージ車両用のウエイト(加重用の錘)に使用する素材について、2点目は、Shapewaysの光造形の内容についてです。

Zゲージ車両用のウエイトに関する件ですが、海外のモデラーの方で使用されている情報を見つけましたので、実際に購入したものをご紹介しました。

タングステン粘土なるものですが、普通の粘土と変わりない感触と柔らかさで、比重は鉛と同じでありながら扱いやすく、無害であることから、現在作成しているモデルに試してみることを報告させていただきました。私的には、3Dプリントの素材とどの程度仲良くなるのか(くっついて取れないとか)、効果はいかほどかという点を今後共有させていただければと思っています。

次に2点目のShapewaysから届いた造形物の件です。届いたばかりのものですので、ざっとレビュウした内容を報告させていただきました。

どちらも射出成型並みの出力で、非常に表面は滑らかなのは、カメラを通して確認していただけました。ところどころにバリがありますが、これはShapewaysでサポート材を除去し、切り口を軽く仕上げた跡です。

サポート材の除去はやはり面倒ですので、届いた跡も少し仕上げは必要なようですね。造形の内容ですが、光造形には表現にシビアな点があり、完璧とはいかない部分もあります。

詳細の内容は別記事にしていきますが、水タンク上面のディテール設計が細かすぎ、光造形ではツルツルになっています。ガイドラインを再度確認する必要がありますね。

次に期待のクリアレジンによる窓ガラスの造形です。

大きさが大きさなので、このままクリアを吹けば、透明性と平面性はいけそうですねと意見をいただきました。ただし、キハ65用は窓中央の横桟が消えてしまっており、向きや厚みについて検証が必要のようです。

参加させていただいて

3Dプリンターをお持ちで作成されている方の作品を見させていただいたり、レイアウトのストラクチャーに関する質問が出たりと、活発な定例会でした。私も開発しかかりなものについて今後開発を進めるお話もさせていただき、一段と意欲が湧きました。

Zゲージショーティ用動力シャーシの活用方法等、まだ表明していない部分の取り組みもあります。これらも含め、現在開発中の公開も頑張ってまいりましょうか。

さて、Baden谷九さんの活動に関してですが、今後も継続して参加させていただけないかとご相談させていただいいております。やはり人の繋がりは大切なものですしね。

以上、Baden谷九さんの定例会の活動内容と参加内容についての大まかな内容でした。

いいね!ボタン代わりにバナーをクリックしてもらえると嬉しいです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です