Shapewaysで造形【しょの4】下地処理

ワックス除去が済んだので、下地を磨き、プラサフ(プライマー入りサーフェサー)を吹いたあとに再度磨き、塗装の準備をします。通常はペーパーがけをしていくところですが、私はアクリル造形の場合、コンパウンドを中心にした下地処理を行っています。

下地処理の手順

ワックス除去後、パーツを切り離し、粗目のコンパウンドで磨いていきます。これまで色々試してきましたが、下地処理の私のメソッドは、

  1. 重点的に磨く必要がある荒れがひどい個所を確認する
  2. 粗目のコンパウンドと電動歯ブラシで全体的に磨いていく
  3. 重点的に磨く部分を綿棒を使って磨いていく
  4. 中性洗剤で水洗いして乾燥する
  5. プラサフを吹いて(プラサフを塗る)乾燥させる
  6. まだ荒れがひどい部分を綿棒と粗目のコンパウンドで磨く
  7. 細目のコンパウンドと電動歯ブラシで全体的に磨いていく
  8. 中性洗剤で水洗いして乾燥する

こんなところで塗装に移ります。表面の状態が悪い時や気合が入った場合は、5~8をもう一度やります。

電動歯ブラシで粗目コンパウンド磨き

粗目コンパウンドで磨く意味ですが、表面を滑らかにしていくことが目的なのは言うまでもありません。しかし、あと一つの目的として、ワックス除去の補完があります。

ワックス除去は前段階として行いましたが、超音波洗浄と中性洗剤では除去しきれないもの、表面の微細な凸凹に入り込んで残る場合があるとの情報をネットで拾っています。確かに、床下など適当にワックス除去を行ったとき、表面を爪でこするとなんだが剥がれるものがあった経験があります。

塗装の塗分けでマスキングテープと一緒に塗装が剥げると面倒なので、下地処理をしっかりしたうえで食いつきが良いプライマー入りのサーフェサーを乗せ、その上から塗装をするといったことをやっています。紙やすりで気になるところだけを修正するのではなく、全体を行う意味はあると思います。まあ、臆病なんでしょうなw

てことで、電動歯ブラシを使用するわけですが、今はドン・キホーテで税込み300円くらいで投げ売りしていた超音波歯ブラシを使用しています。最近店頭で見ませんが、後継機種がネットでも買えますので、予備に2本ほど買っています。

マルマン社本格音波振動歯ブラシ

「これでないといけない」てことはもちろんなく、色々試したうえでこれが一番捗るので、今はこいつです。以前も他の試したりしましたが、コンパウンドの飛び散り具合や重さ、価格(←割と大切)なんかで落ち着いてます。

これまで3Dプリントの表面処理でいろいろトライしてきているので、気が向いたら過去記事もどうぞ。ただし、今回と手順が多少異なっているのと、手抜きもありますので、参考程度でどうぞ。

アクリル造形の下地処理関係(新しいタブで開きます。)

でも、なんか、過去記事たくさん出てきたしリンクが引っ越しの時そのまんまだったので、過去記事のリンクをクリックすると前のサイトがwww

ぼちぼちまとめページでも作りますか。量が多いので、ホントにぼちぼちと…。

てことで、磨いていきます。まずは、荒れてる部分から。

ボッサボサは最近のDMMmakeではあまり見かけなくなりましたが、ネットで「アクリル造形 毛羽立ち」なんかで検索すると出てくる奴です。見た目はふわふわっぽいのですが、ごちごちで、過去にペーパーで頑張ったりしていた入り組んだ部分の毛羽立ちです。

こいつのおかげで何度諦めようかと思ったことか…。しかしっ!ピカチュウやブラウンやマルマンのおかげで今は怖くありませんっ!!

で、歯磨きよろしく、コンパウンド粗目をブラシに付けつつ磨きます。軽く持つと振れが大きく、しっかりいける感じです。

ギュっと押さえつけるのではなく、磨いているのはブラシではなくてコンパウンドなんだ、て感覚でやっていきます。場所によって、隅っこや狭い個所は歯ブラシを立て気味にして、先っぽを当てるようにします。

平面はゆっくり動かすように当てていきます。磨きですから、一か所だけやると、やはり削り過ぎますので、時々水に浸けて歯ブラシを当て、確認しながら進めると大丈夫です。

といっても穴がほげる程の研磨ではないので、すぐにコツが掴めるとおもいます。

ブーン♪

この時に使用しているコンパウンドですが、こいつのいいのは水洗いですいすい落ちるとこです。他にもいくつかコンパウンドを試しましたが油性のものはもう一度ワックス塗ってるようなもので後処理が面倒でもあり、これに落ち着いています。

ただ、粗目は品切れの時が結構あったので、代替えもあれこれ試しましたが、歯磨き粉はよろしくないです。粉クレンザーが良好で、他にも使い道あるし個人的にはおススメです。

クレンザーの弱点は、泡が邪魔になることぐらいですか。クリームタイプはなおさらだった気もしますが、超音波洗浄機がないとかなら、お湯でワックス除去した後にクレンザーで磨くってのもありと思います。

電動歯ブラシが手元になければ、フツーの歯ブラシでもいけます。お気に入りの音楽でも聴きながら、のんびり磨きを楽しむのもオツなものです。

綿棒で粗目コンパウンド

いやーんなサポート材跡は、綿棒粗目コンパウンド攻撃で撃退します。てか、整えていきます。

私は普通の綿棒使ってますが、やはり毛羽が出たりしますので注意しましょう。要領は、片方にコンパウンドを付け、もう片方は水を含ませておいて、交互に確認しながら磨いていきます。

綿棒♪

これも歯ブラシ同様、ゴシゴシやる必要はありません。先っぽにコンパウンドをチョンと乗せ、コンパウンドが削っている感触が分かるような感じで、優しく撫でるようにやります。

写真では、手前側が少しスムースですが、これは電動歯ブラシで磨かれた部分で、屋根は上から見ることが多いZゲージでは目立つので、スペシャル仕上げするイメージです。注意点は、サポート跡の部分だけを磨くのではなく、周囲と交わる方向(写真では左右方向)に綿棒を動かすことです。

コンパウンドで磨くと、あるとき「ぬるっ」とした感触になります。その時が止め時です。この後プラサフを吹いて磨くときに確認でき、足らなければそこで再度磨けば良いので、ほどほどで止めておきます。

中性洗剤で水洗い1回目

コンパウンドは歯磨き同様に思わぬところに詰まったりしますので、中性洗剤で水洗いします。細かいところは、歯ブラシで撫でながら洗ってもいいと思います。

特に、ライト用の小さな穴や、ドアの角、クーラーと屋根の隙間なんかは念入りに確かめながら洗うといいですね。中性洗剤は、数滴で大丈夫です。

この後乾燥しますが、隙間なんかの水滴は、ペーパータオルの端っこを使って吹い取っておくといいですね。次のプラサフは塗料の仲間で水と仲良くないので、半日くらいおいときます。

プラサフを吹き付け

うちにはエアブラシがないので、缶スプレーのプラサフ使ってます。普通のサーフェサーでもいいとは思いますが、アクリルとはいえレジンですので、プライマー入りのサーフェサーを使っています。

愛用品です

こいつは吸い込むと色々とヤバいうえ、飛んで回ってあちこちに付いちゃうので、外で塗装用ブースを用意して吹き付けます。塗装用ブースは段ボールで手作りしています。

これまで使っていたものは、数年間風雪に耐え、半年ほど放置していたので、悲しいことになっていました。

スプレーブース初号機

そこで、新造です。

スプレーブース弐号機

初号機は継ぎ目の処理が甘く、吹き抜けて大変だった(バルコニー少し塗ったw)ので、しっかりガムテで目張りをし、後ろ漏れしない夜でも安心仕様としました。

プラサフの吹き付け方は色々流儀があるようですが、

  • まずは缶スプレーを数分よく振る
  • 近めの距離で素早く缶スプレーを動かして吹き付ける
  • 塗残しがないように吹き付ける
  • 穴とかあるときは塞がないようにする

といった感じで私はやっています。他にお気に入りの方法があれば、いつもの方法で大丈夫と思います。

プラサフ後細目コンパウンド磨き

プラサフは吹き付け後、だいたい1時間くらいで乾きます。今度は細目のコンパウンドで磨いていきます。

プラサフを吹き付けるとこれまで見えなかった荒れなんかがはっきりしますので、必要があればまず部分的に綿棒で磨きます。

最初の磨きで目立つところもついでに確認しておきます。

なんとかいけそう

なんとかいけそうなとこは、このあとの磨きで綺麗になっていきますので、荒いとこは綿棒でやっつけておきます。

綿棒で磨く際は、光を当てて平面に見えるように磨くようにします。磨くほどにプラサフが剥げていきますので、ぱっと見は綺麗になっていないように見えてしまい研磨しすぎてしまうので、水で濡らしたティッシュや綿棒の反対側でコンパウンドを拭き取りつつ確認しながら研磨します。

この後の電動歯ブラシは、一方向にならないように軽く当てながら磨きをかけます。強く当てるとプラサフがで埋まった小さな傷の部分まで剥げてしまうので、水洗いして確認しながら磨いていきます。

中性洗剤で水洗い2回目

ここで再び中性洗剤で水洗いです。水洗いの要領は、1回目と変わりません。

水洗い後の状態を見てみます。

写真で大きくして確認しないと分からない部分もありますねぇ。軽くペーパーあてておきますか。

ちょっと長くなりましたが、下地はこんな感じで完了です。あとは塗装に入りますので、天気が良くなることを祈るのみです。

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