車両狂想曲第3番「オハ12系」【第2楽章】プラサフ後のボディ

塗装下地の準備のため、プラサフを吹きました。
プラサフを吹くとあちこちのディテールがはっきり出ます。
ボロも出ますがw
早速見てみます。
まずは前期スハフからです。

エンドの貫通路は、Hゴムが出ているかどうかが目立つところです。

窓周りの厚みの対応をしていないので、どうスッキリ仕上げるかが課題になります。
DF50は考えてあれこれやったのですが、うまくいかないかもしれないので、これは特に対策してません。
ただ、窓ガラス用の雌型から外しやすいように、水平方向はテーパーをつけてます。
続いて100番台です。

なんとかボサボサした感じは消え、サッパリしてますが、ホロ枠が荒れてます。

少し磨きましょうか。
貫通路の窓は、Hゴムの表現が無いのですが、前期型より窓の大きさを変えています。
ここは図面が無いので、実物の写真とかなりにらめっこして設計した部分ですが、パッと見の印象はイケてると思います。
あと、大きさで悩んだのは、前期型もなのですが、発電機の排気口です。
大き過ぎず小さ過ぎず、ここも悩んだ部分ではあります。
小さな部分も悩みましたが、それ以上に悩んだのは、側面に続く面の傾斜と、オデコの部分です。
ここも形式図では拾いようがなく、造形の仕上がりを頭の中に描きながら設計しました。
3Dcadは面の繋がり部分に線が入るので、造形すると印象が変わります。
特に細かな部分は線のおかげで画面上大きめに見えるので、要注意。
小さ過ぎると造形されなかったりして確認できなくなるので、心持ち大きめな寸法を割り当てています。
次に屋根見てみます。
前期型から。

クーラー間を結ぶアングルですが、良くでています。

100番台はスッキリしてます。

発電機吸気用のルーバーもなんとか表現出来てますが、実物は浮き出ていません。

ここはデザインになるのですが、筋彫りは難し過ぎるので、妥協です。
ルーバーはプラサフのせいで埋まり気味なので、この後ピカチュウブラシで入念に仕上げることにします。
票差し周りに少し荒れが出ているのは、下地磨きが足らない部分ですので、この後目立たないように少し磨いてみます。

後部見てみます。
角の部分は磨き過ぎると縦樋の表現が甘くなりそうなので控えめにしていましたが、少し裏目にでましたか。
票差しは、0.2ミリ幅の設計で、号車用の幅は1ミリ程度です。
Zゲージとはいえ、塗装すると目立つので、省略できない部分と思っています。

次にオハです。

クーラーの網と、ベンチレータの溝が見えます。

ベンチレータは毎度難しく、かろうじて造形されていますので、なんとか潰さずに塗りたいものです。
次は後期型。

コイツのドアはクレンザー磨き忘れちゃったかw

プラサフかけないと分かんない部分です。
ピカチュウの前に、ざっと磨くことにします。
全般に荒れが目立たなくなっているのは、もちろんDMM makeさんの品質が上がった部分もありますが、電動ハブラシとクリームクレンザーの威力は絶大で、かなりいいとこまで仕上げることができます。
光造形も確かに良いのですが、サポートを切り離しした後のアバタの処理や、設計より大きめに出ることを考えると、手放しで良くはないのかな。
まあ、それは置いといて、しっかりプラサフが乾いたところで、塗装準備です。

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