車両狂想曲第1番「キハ58系」【第5楽章】グリーン
グリーン車、いってみましょう。
キロ28だけなのですが、なにせバリエーションが多く、キロ58やサッシ窓も入れると大変なことになるので、今回は普通窓の集団から冷房化の4タイプです。
初っ端は、バリバリの前期から。
向きの関係で発電用ディーゼルの吸気口は反対側ですなw
クーラーのキセも角形で、山陰本線のさんべによく繋がってました。
あの頃冷房のない組(分割併合の激しい急行だったので組毎で違ってた)に乗り込んだ時の暑さは、いい思い出ですw
屋根上はベンチレーターも並んで賑やかで、一度だけ乗ったことがある車です。
と、次はその後のタイプで、強制換気が付いたベンチレーターの代わりにお椀が並んでるやつです。
まあ、モデルにしてみないと分かんないですけど。
このタイプから、屋根が低くなってますね。
あんまし変わんないじゃん( ̄▽ ̄)
てなことになります。
私の場合、手元に各部の寸法が入った詳細な図面があるわけではなく、CADの図面と実物の印象を比べながら微調整しています。
模型用の図面ひく方は皆同じではないと思いますが、実物どおりに図面を描いても、造形は同じに見えないことや、造形の最小寸法が0.2mmや0.4mmとなるため、ことZゲージではなおさらに実物どおりの寸法で図面を描くことはできないです。
仮にできても、私のように造形を依頼する場合は、図面の見直しを迫られるため、発注になかなか漕ぎ着けられません。
ま、そこが楽しいと言えば楽しいのですけどね。
また、このてから給水口が真ん中寄りに変わりました。
まあ、トイレくらいしか違いは目立ちませんが、床下の水タンクが丸いやつになってます。
このタイプから、クーラーのキセはキハ58と同じにしてみました。
次は500番代です。
トイレとドア部分を切り離してひっくり返し、くっつけ直すことでトイレを今までと反対側に、水切りも上部の張り上げ位置から電車のような位置に持ってくるという、もはや電車のような出で立ちです。
このタイプは、またまた水タンクも変わります。
水タンクは、キハ181なんかに付いてるのとよく似ています。
汚物処理装置も当然反対側にいってます。
ぶっちゃけ、このトイレタンクが一番時間かかったりしました。
私の使用しているソフトは、ミラー、いわゆる造形したものを反対の向きにコピーすることが出来ないため、ちこちこと力押しで反対向きのトイレタンクを書き起こしました。
きちんと造形されないとヘコむかもw
さて、箸休め的にグリーン車を紹介しましたが、残すは後期のパノラミック組ですね。