カプラー改善計画【5号車】カプラーポケット設計

少し悩んだ箇所もありましたが、カプラーポケットと床板の設計を済ませました。
床板にはめ込む構造です。

このカプラーポケットは、普通のスプリング用です。

最大の悩みは、カプラーの穴に通す軸の部分。
1mm径で設計しましたが、造形の向きを工夫すれば折れにくくなると思います。
これを取り付ける床板です。

手前に出っ張った部分で、軸を保持します。

ただし、この部分は厚みが0.4mmで強度に少し不安がありますので、試作したもので確定したいと思います。
取り付けたところを上から見たものです。

強度が不足するようであれば、少し床板を伸ばすか受けの部分の厚みを増します。
どちらもボディの一部を切り欠くことになりますが、現在の床板はロクハンのキハ52に合わせて短めなので、余裕はあります。

カプラーを表示させてみます。

大人しくハマってます。

上下の遊びはアクリル造形を意識して、0.1mmです。
カプラーポケット取り付けの遊びもあるので、固定されることはないと思います。
ボディを合わせてみます。

でかいw

スカート付きなのでまだ見られますが、エアタンクなど前面周りの補機を付けないと、ちょっと目立つかも。
正面からです。

ZゲージにNゲージのカプラー、なんと大それたことを…と思わせる巨大なカプラーポケット。
だけどねー。
カトカプ付けたところで心が動いたんですよねー。
思ったよりもしっくりきたんで何とかモノにしようと。
レイルに近い方が目立たんとはいえ、先頭車にくるとアーノルドはやはり目立ちます。
好きな時に連結したいですよね、模型だし。
先日、プラッツのキハも入手したのですが、カプラーはロクハン方式。
連結のためにはスカート周りをかなりの部分外すことになってます。
やってないから分かんないけど、ロクハンのナックルカプラーは付くのかしらん?
まあ、キハ40だと単行で走らせるのが身上かも。

てことで、ボディやスカートと重ねて感じを見ます。

CADだと線があるのでやけに大きく見えますが、カプラーに限らず大きめに見えます。

形にしないと分からないのも、3Dプリントの醍醐味ですね。
ホントはスクラッチも好きなのですけど、Zゲージはちっちゃくて難しいし、仕事の合間に楽しめる方をえらんじゃうんだよなぁ。
住んでるとこも広いとは言えないので、散らかすと大変だし。
CADが楽しめるから合ってるのかも知れませんが。
てことで、動力用の床も対応。

なんだか動力シャーシがボディに入り込みすぎだったので、床板もほぼ再設計くらい手を入れました。
電極の作成や、小さなネジの入手がちと大変ですが(ネジはなんと1,000個入りw)、チャレンジしてくれる方に頒布するってのも考えていいかも。
いや、ネジ1.000個あると、トレーラーだけで500両分あるので、ちと何か考えるべきかな。
電極、ウエイト、台車ネジセット、なんてねw

さて、組み立てられる図面になってきたので、カプラー軸受けを数種類作って、試作発注の準備をします。

ポン付けの床もテストしなきゃですし。
試作はなんだか久しぶり。
忙しくて、なかなか取りかかれなかったからなー。
板バネバージョンのチャレンジもあるし、週末の発注を目指して頑張りますか。

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