Shapewaysで造形【しょの2】

てことで、前回の続きです。

横向き造形での変形て話題でした。
早速その具合を見てみましょう。

ちょっと分かりにくいかもですが、左側がノーマル造形の縦向き、右側が横向き造形分です。

そうそう大きな違いに見えませんが、これが直線を切り出したマスキングテープ等ではかなりの悩みどころになってきます。
直線に引っ張ったところでテープを止めると、なんか違和感感じたりしますので、仮止めした後に、あっちやりこっちやりでなんか落ち着かないし、小さいから疲れも半端ないです。

これは3Dプリントの場合仕方のない現象で、その時その時の断面面積の違いと分布により、材料が先に固まっちゃう場所と後で固まっちゃう場所の歪みが出てしまうのです。
この歪みについて散々調べましたが、現象の予測はできても対処療法的に対応するしかないとのことなので、今回はオハ12系を踏まえて確認の意味になってます。

今後の造形依頼方針はこんなことを念頭に仕上げを見て決めます。
なにせ作りやすく走らせやすいが一番ですしね。

さて、残りの集電とカプラーもいってみます。
集電はショーティの台車を使用することを前提として床板を再設計しました。

もちろんショーティ用のシャーシを買わなくても良いようには考えてはいきますが、ライト点灯したいとか考えると、せっかくトレーラーシャーシ出てますから、対応するように作っています。
ショーティ用シャーシはネットショップでも品揃えが悪い時があり、定価の倍とかで売られている時もあるので要注意ですが、別に無くても困らないようにもこれから考えていくつもりです。

あとは、カプラーですね。
カプラーポケットもこれまであれこれ作ってきましたが、できるだけ他に物を揃えなくても作れるようにという点と、スカート付きの車両が台無しにならないようにナックルカプラーをターゲットにするという点、この2つにこだわってきています。

ただし、ここで改良も一段落したいので、とりあえずショーティ用のシャーシが手に入りやすい状況を見越して、シャーシに付属する台車から切り取って使用する方法でしばらく行きます。
使うカプラーは、高さを変えて取り付けるカプラーポケットに合わせたアーノルドカプラーと、以前設計した改良型のナックルカプラーです。

これまずくなってきたら、次の手を考えてはいます。
カプラーポケットは情報を固めているものの、アクリル造形でしかできない部分があり、Shapewaysも以前の状況ならどうしようと途方にくれていました。

しかし、ことキハ58を始めとするDT22系列であればショーティのまま付け替えればいいので、他形式へのバリエーションなんかもなんとかなりそうです。
今回Shapewaysがバッチリのようなので、ヘコんでないでとっととやっときゃ良かったかなと今更ながら思いますが、こんなことに直面するとアイデアも色々と湧くものですね。

次からいよいよ仕上げ作業。
年を明けたらキハ58は生誕60周年なので、頑張りましょうか。

いやはや、私も年を明けたら生誕60周年でしたわ。
こりゃ還暦記念になるかw


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