期待のMJF
これまでアクリル積層、光造形デュラブル、光造形レジン系と 3dプリントを試して来たんだけど、今回は日本HPの新方式、Jet Fusion 3Dを試してみている。
原理は積層方式で、これまでになく強靭かつ方位性のないモデリングができるらしい。
材質はPA12というポリアミド系のもので、表面はざらつきがあるらしいのだが、方位性がないということで、強度に方向性がないという。
先々週に発注したのだけど、貴重品の取り扱いなので、宅配ロッカーに入れてもらえず、明日の配達になっている。
依頼先は、いつものようにDMM makeさんだ。
光造形はサポート材が結構着くので普通の配送だったのだが、アクリル積層と同じく取り扱いが難しいか、詳細な造形が可能なため、慎重な配送になっているのかもしれない。
材質の色はグレーのままなのだが、着色によるブラックも選択できるようだ。
アクリル積層と同様なペーパーによる仕上げが必要であれば、グレーの方が都合が良いと思う。
とにかく、届くのが心待ちだ。
PA12はナイロンなんであり、心配な点は塗装。
今回、タミヤのナイロン/PP用プライマーを試してみることにしている。
単色での塗装ならあまり心配していないが、鉄道模型の場合はほとんど塗り分けがらあるので、マスキングテープと一緒に塗装が剥げるなんてことは想像したくないんである。
一点後悔があるのが、いつものベンチマークであるキハ58系ではなく、ナハ11系を選択したこと。
キハ58系は形が複雑なのと、これまでプリントしてもらった方式と仕上がりを比較できるから。
まあ、慌てたのかボケていたのか分かんないけど、ナハ11でも光造形とは比較できる。
心配はともあれ、早く仕上がりを見てみたい。
ちなみにHP Jet Fusion 3D については、HPのホームページから動画などにより紹介されているので、グーグル先生にでも聞いてみると良い。
どこまで細かく仕上がるのか、ほんとに楽しみ。