荷貨物丼【三杯目】急行郵便車と山陰本線のスユニとかオハニとか。
一気にご紹介な荷物列車関連ですが、タイトルに脈絡がまるでなくてスミマセン。今回は東海道山陽急行荷物列車編成用にオユ14、あと、夜行さんべに欲しいスユニ61の初期型、山陰本線で見かけていた現役もいるオハニ36です。
オユ14にて候
東海道山陽の急行荷物で護送のスユとコンビを組みたいのはオユ14になるかな、という訳で引いたものです。
軽量客車組でクーラーをつけた低屋根姿ですが、客車と違って控えめな4個。オユ14は東海道山陽のみでしか運用されていなかったようなので、東北の列車を仕立てるのには使えませんが、この路線の急行を編成するのには欠かせない存在ですね。
ただ、前回のマニ50とかと編成を組むと、EF58よりもEF62ですかね。ほったらかしになってますが、やはり。
オユ14は屋根下の明かり窓が多いのが特徴でしょうか。さてここをどう表現するかが考えどころですが、とりあえずの塗装対応仕様です。
開けちゃった方が楽な気もしますが、窓の間隔が狭く、造形に不安があるので、形にするときにもう一度考えることにします。クーラーが付くとやはり床下の発電機は目立ってきますので、以前10系寝台車を設計したものをくっつけています。
本体の設計に合わせてクーラーも再設計しました。なかなか細かい設計になりましたが、うまく出るかどうかはやってみないと分かりません。
アクリル造形をShapewaysに出したときはうまく造形できた寸法を使っているので大丈夫とは思いますが、光造形では全滅だった(丸い穴だけ開いていた)ので、さてどうするか、ここも考えどころです。
オユ14を引くと、やはり気になるのはオユ10です。交流機に牽かれた夜行には欲しくなります。
熱が冷めないうちに引いておくかな…。
夜行さんべにいたスユニ61
とは言っても、特定ナンバーではなく、参考にした写真のミックスです。夜行さんべの運用では、途中でこっそり繋がっていつの間にかいなくなっていたので、昼間対面したことはありませんでした。
側面 窓無しが長い
設計は0番代で、荷室ドア妻板側のおっきな窓と、窓がない部分ののっぺりスッキリしたとこがなかなかいい感じです。オハニからの改造なので、荷室のドアが前後で違ってたりと、個性たっぷりですね。
台車はTR11なので、マニのまま使います。ボディシェルも流用して設計しましたが、ドアの形状なんかが少し違っています。
床下周りに少し物足りなさを感じますが、まあこれ、走らせるとそんなに目立たない気がしていて、思い切り簡略化しています。でも、塗装して手に取るとなんとかしちゃいたくなるんだろうなあ…。
スハ43系と繋げたいオハニ36
60系客車を設計していると気になるのがオハニ36ですが、窓間隔の違いから後回しにしていました。荷物列車の設計に区切りがついたので、荷貨物丼にはのっけられませんが、出してみたいと思います。
荷室側 反対側
ぶどう色しか見たことないのですが青もいたらしく、何色で塗るか悩ましいのですが、2両作りゃ解決のような気もします。山陰本線走ってた頃は、スハ43系と一緒に走っていたように思います。
DF50なんかの昼の鈍行に仕立てることを考えてますが、オハ35系をさらに混ぜてC57やD51でもいけそうですし、DD51でもなんとかいけそう。緑の多いレイアウトなんかが欲しくなります。
荷室のドアノブは片方が取っ手、片方はノブになっていますので設計を分けましたが、造形したら分かんないんだろうなw
このシリーズ設計していて全体的な悩みは、幌部分です。強度的にはこのまま一体がいいのですが、塗り分けを考えると少しやな感じがしています。
この辺り、ちっこい模型は本当に悩みどころです。
今回台車は新たに書き起こしました。絵は発電機つけてますが、ついてないバージョンもあります。
実写はTR52ですが、TR50で流用です。以前寝台車を引く時に設計していたのですが、あれこれ設計してくると見劣りもしますし、寝台車も見直し中ですのでやりかえました。
ブドウ色に軽量客車の台車は、スッキリ感もあり、個性的でなかなかいいものです。今もJR東日本で現役がいるようですが、見慣れた台車ですので、個人的にはなんだか安心します。
ホントになんだかですケドw
今回のおまとめ
3回続きでいささか食傷気味な感もしますが、荷貨物での書き起こしは手持ち一気に放出です。あとは編成組むのに見直しやら手持ちの整理やら、また、造形方法やらも考えないといけません。
そう言えば、プリモロコ製のスハ、最近引っ張り出してないけど無事なのかしらん…。経年で床が反りまくると、以前誰かのブログで目にした気がします。
とりあえず、この先どうするか、よくよく考えねばです。いやー、最近考えないといけないことばっかだなぁ。
あ…。もう一つ気になっていることが。
マニ36どうしょー。沼の中にいたのでした。
悩みはつきんですな。