車両狂想曲第4番「ED75 700番台」【第8楽章】走れ!レッドトレイン!!

集電周りの設計が悪く、走りがイマイチなED75ですが、あちこち調整したうえでの再設計の状況と、なんとか走るようになりましたので、カプラーと車重の具合を確認するための牽引走行テストを手持ちの50系で行いました。

まずは再設計の内容から

とにかく走るようにしないとテストもへったくれもないので、調整しまくりました。小さなブツとにらめっこしながら調整を詰めていきましたので、あいにく写真は撮っていませんが、集電板の位置決めが悪く、台車の集電板との接触が悪いことが大きな原因であることが分かりました。

手持ちの状態で弄ってみたところ、かなり改善はしましたが、直線で止まる場合が多い反面、曲線では牽き出しから調子が良いため、位置関係を見直しました。要は、台車の集電板が床板に隠れる場合があるので、台車の集電板が常時床板から頭を出すように床板を下げ、集電板が上下にぶれないように位置決めガイドを見直しました。

変更前と変更後

変更の大まかな点は上記のとおりなのですが、集電板の組付けが高度なパズル状態(知恵の輪的な変な汗かくやつ)だった部分の改善を盛り込みました。まあ、モノができてこないと結果は分かりませんが、今後カプラー構造の見直しなんかで、もう少し図面は変わるかも知れません。

てことで、方針的な設計変更は済みましたので、早速走行テストです。

計量タイム

前回の動画で、「カラカラ~」てな感じで走っていましたが、引っ張る前に計量です。お値段以上ニトリのグラム単位でしか測れないやつに乗っけてみました。

計量の図

今日も12グラムでしたw

て、毎回変わるわけないですよね~、にしても、軽い軽い。とりあえず増量するかもと鉛板を引っ張り出しました。

鉛板参上

うーん、どうやっても増量した下回りをうまくボディに収める自信が湧いてこないので、とりあえずそのまま走らせ、加重して様子を見ることにしました。ちなみに、この板重りは、13センチで5グラムでした。

50系引っ張ってみる

手持ちの車両をなんにしようかと考える間もなく、キャビネの取り出しやすい場所にあった50系を、とりあえずレールに乗せて走らせてみました。カプラーは、まずアーノルドカプラー側を使用しました。

レッドトレイン登場♪

おお、なんかサマになっとる。光の具合がちょっとアレですが。

走り出しは意外とスムーズで、スローから全開までストレスなく走ってくれました。1両2両と増結し、3両になったところで空転しました。直線はいいのですが、カーブになると自重が足らないようです。

そ・こ・で、パンタを片方外し、屋根に5グラム加重してみました。

私ならふてくされる図

でへへ、かっちょわるいwww

しかしながら、これでとりあえず出した4両は、すいすい引っ張って走ってくれました。こいつの様子は、短いですがYouTubeにアップしましたので、よろしかったらどうぞ。

牽引走行テスト

動画のあげ方ちょっと慣れてきたので、前回より長く、20秒ほどお楽しみいただけます(笑)にしても、色が変だわ。

最初の方は、2両連結、ウエイトなしでの走り出しを、後半は5グラムプラスの動画です。思ったより絵が大きくて雑な仕上げがよく分かりますな。

カプラーの牽引具合

動画はアーノルドカプラーでの走行ですが、IMTカプラー側でも牽引テストを行いました。

条件を悪くするためウエイトは載せませんでしたが、全開でバンバン走らせても開放することなくいけました。このテスト用レイアウトはR170ですが、まだ曲線に余裕がありそうです。

ED75は短いですから、オーバーハングも小さく、相手が台車マウントであれば問題なく走れるようです。とってもひと安心。

アップで見てみましょうか。

結合部アップ

しっかり連結できてます。うむ、前回のエルムよりも良い写真になったわい。

今回発注してるロクハンカプラーポケット用がうまくいかなかったら、いっそのことキハ58後期もこいつにしちまおうかなw

さて、カプラーの機能が確認とれたので、あとはカプラーの組付けが楽になる方法を考えましょうかね。長さももうちょっと短くできるかもですし。

こうしてレッドトレイン劇場も無事に終わりましたが、背景が緑色だったら色映えして一層モチベーションも上がるかも知れないと、レイアウト熱も上がりそうな感じですが、まずは車、まずは車…。

自分に言い聞かせつつ、他の車両のことなんかも考えながら進めてまいりましょう。

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