窓ガラス挑戦倶楽部【4枚目】クリア吹いてみた

前回に引き続き、(窓ガラス挑戦倶楽部【3枚目】アクリルを磨いてみる)アクリル磨きでございます。いや、結構いい感じです、が、お約束の失敗もありましたねー、まあ、試作ですからねー、という訳で、続きいってみます。

使用したお道具

時間をかけて磨いてきましたが、ここでの登板は全開で触れましたUV対策の要、UVcutスプレーです。

クレオスUVCutスプレー光沢!

クレオスのやつで、ネットでは光沢以外の記事をよく見かけますが、今回は窓ガラスとかなので、光沢を使います。トップコートで使用されているようです。

で、早速シューっと行きたいところですが、前回キロ28用の窓に少し曇りがあったので、「思いつき」でワックスのせいかもと、ラッカーシンナーで溶かしてしまおうと思い、Mr.カラーうすめ液に浸けてみました。

うすめ液漬け

おお、クリアを塗るとこんな感じになるだろうと思える透明度! ただし、浅漬けであげ、様子を見ていくことにします。

引き上げた図

あ、あれれれ…? 引き上げるとなんだか予想と違うことになっているんですけどぉ。一抹の不安を抱きつつ、うすめ液に浸けた状態と同じことになると自分に言い聞かせ、シューっといきました。

クリアを吹いた結果

思ったよりも綺麗に透明になりました。磨きが足らないところは、拡大すると積層痕が見えます。

でもこれ、いいんじゃないでしょうか。で、キロ28用の窓ガラスは、というと。

ガーン!

予想を裏切る状態w 前よりも酷くなっているというのが、素直な感想でございます。これは絶対にそのままクリアを吹いた方が良かったとおもいます。

写真はすりガラスですが、実物の表面はツルツルで鏡のようです。薄め液から上げた時は、結構ざらついた手触りだったので、溶剤に侵されて状態が悪くなってしまったようです。

手元にはこれしかないので(1枚ずつやればよかったですネ)、次回は余計なことをしないってことで、今回はここまでです。まあ、やんないと分かんないことですからね。

前回テストでアジリスタでプリントしたものがあった気がするので、あればそいつをピンチヒッターであてがってみましょうかね。

気になるところ

いっちょじっくり見てみます。

拡大図

透明なのに、背後のスジが写っていません。これは透明部分がレンズのように屈折しているからです。

見比べる図

窓が水平に磨かれていないため、このようなことになります。組み込んでしまえば気にならないとは思います。

水平を保つということから言えば、スジが消えたら余計に磨かず、そのままクリアの方がいい結果かもしれません。アジリスタも比較の対象にはなると思いますが、Shapewaysの素材からいくと、透明アクリルの光造形も試してみたいところです。

組付け後の見栄えは、キハ58の試作で検証することになると思います。窓ガラスの道は厳しいですな。

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