カプラー改善計画【1号車】カトカプ実装
カラープリントが仕上がってくるまで何をゴソゴソしてたかというと、カプラーと格闘していたのでございます。
まあ、妙な始まりはいいとして、今回もナイロンで造形した、カプラーと言うよりもむしろドローバーなこれ。
ちょいと先頭は修正が要りそうです。
なんといってもナイロンですので、ここは許容範囲です。
略してカトカプ。
精度も良く、実績もあり、何よりお安いこれ。
スカートもスノープラウも引き裂く、何故か低い位置にあるカプラーを引き上げようと、こいつを実装することを目論んでみました。
カプラーの寸法は、いつもの安物ノギスであたりまくり、遊びを0.15mmほどとったものです。
もともと首を振らないカプラーですし、気楽に設計できましたが、ナイロンとは言え3Dプリントのこんなところが好きですわ。
スカートがはみ出てるように見えるのは、ボディが浮いてるせいです。
そして、ナイロンにありがち干したイチヂクのようなAU13に目が行くのは私だけ?
まあそれはいいとして、これは動力組み込んだやつです。
相棒の冷房準備車にも組み付けて、レールの上に乗せてみました。
なかなかいい感じの模様。
こんな感じなら、機能を考えると我慢できそうです。
ヤケに目立つアーノルドカプラーよりも、ずっと我慢できます。
我慢ならんのは線路の広さですなw
まあ、フィールさんと同じく、私も日本型が出るのは1/200かなと思っていたたちで、ちょっと広いか。
今更言っても仕方ないのでやめますが、線路の広さは横から見りゃあなんとかなります。
もっとなんとかならなかったのかと言いたいのは、カプラーの高さです。
何度も書きますが、ホントに。
メルクリンを意識したのでしょうけどねえ。
ねえ。
文句はこんくらいにして、今回カトカプを選んだ訳は、NMRAの規格によります。
こちらにカプラーの規格があり、カプラーの中心線の高さが規定されています。
NMRA STANDARS S-2 Coupler Standards
Zゲージは3.91mmとあります。
マイクロトレインズのマグネティックカプラー、いわゆるケーディーカプラーと連結するには、この規格である必要があります。
ロクハンのナックルカプラーてやつと交換すると、ロクハンの車両もこの高さになります。
つまり、ロクハンのナックルは、マイクロトレインズとも連結できることになります。
ついでに言うと、実はケーディーカプラーのNゲージ用とZゲージ用とでは、カプラー自体の高さが同じなので、Nゲージ用のケーディーカプラーと連結できるカトーカプラーなら、中心の高さを守ればロクハンのナックルカプラーとも連結できそう、てワケです。
説明長いうえに、前にも書いたことあるかもですな。
私はクドいので、ここまで読んでいただき、ちょー感謝です。
とにかく、こいつなら連結機能を犠牲にしなくても、そこそこ見栄えのあるカプラーになってくれそうなので、今回開発してみました。
長く入力して疲れたので、連結その他は2号車にて。